2年ぶりの3000m峰…塩見岳
山頂はめっきり冷たく秋を感じられる!
天気予報と仕事の都合を睨めっこしていても埒が空かない。なかば強引に12日と13日を休みにした。
で、懸案の南アルプス塩見岳を目指すことにしたが、小生の脚では日帰りは無理!そこで塩見小屋に宿泊の確認をしたところ、12日は泊れるとのこと。迷わず予約!
そんな訳で、12日から13日の一泊二日の山行となった。
2年ぶりの3000m峰。心が逸るが、そこは年齢が年齢だけに、ゆっくりマッタリ登ろうと心掛けた。
山行き日 |
2014年9月12〜13日 |
山名 |
塩見岳(しおみだけ) |
登り口/場所 |
長野県大鹿村(鳥倉ルート) |
標高 |
西峰3047m(東峰3052m) |
標高差 |
1401m(累積標高3985m) |
距離 |
31.5km |
時間 |
1日目 8時間34分(歩行時間7時間43分)
2日目 9時間31分(歩行時間7時間58分) |
あてにならないお疲れ度 |
★★★★★ |
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【9月12日(1日目)】距離:14.6km
7:02鳥倉林道ゲート〜7:43鳥倉登山口〜10:55三伏峠11:00〜12:33本谷山13:19〜15:36塩見小屋
【9月13日(2日目)】距離:16.9km
5:15塩見小屋〜6:15塩見岳(西峰・東峰)6:22〜7:16塩見小屋7:28〜9:39本谷山10:17〜11:28三伏峠11:56〜14:00鳥倉登山口14:08〜14:46鳥倉林道ゲート |
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朝6時ごろ鳥倉林道ゲート駐車場に到着。30台ぐらいは停められるが、すでに9割方は埋まっていた。 |
準備をして7時出発。
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登山口まで林道を進む。
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お月さまが「行ってらっしゃーい」と微笑んでくれている。
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林道から見えるのは小日影山か?
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登山口が見えた!残り30mは未舗装。
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8月末までは伊那バスがここまで入ってくれるが、もう9月なので運行されていない。登山届はゲートとここの2ヶ所。今回は長野県警にメール添付で提出した。 |
まず三伏峠を目指して登り始める。
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取り付きはこんな感じ。
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三伏峠まで10分割されている。が、これが良いのか悪いのか…
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もうエネルギーを注入だ。これ本当に効果があるのかは不明!
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足を止めていたら、早くも抜かれた(爆)
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進め!登れ!
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あと2km。2時間は無理っぽい(^^;
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シラビソの林の中に入って行く。
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樹間から「南アルプス」北部が見え始めた。
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サラシナショウマ(fukumaruさんが花名を教えてくれた)が一面に咲いている。 |
鳥倉ルートの名物「階段」が登場した。
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まだ半分。それとも あと半分か?!
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登ります。
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シラビソ林を見上げながら登る。
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ちょっと緩斜面になった。足が楽チン♪
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鳥倉ルート唯一の水場。本物の南アルプスの天然水。
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塩川ルートとの分岐。現在、この塩川ルートは閉鎖されている。
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仙丈ヶ岳が見え始めた。
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ARyamaアプリは、このように同定して来た。
北岳は間ノ岳の後ろで本当は見えないが。。。 |
有名な200歩看板。三伏峠まで、あと少し。
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本当に200歩ぐらいで来た。ここを回り込めば…
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三伏峠に到着。疲れた。
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三伏峠小屋。ここで5分休憩。先が長いので出発。
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テン場は、まだガラガラ。それもそのはず、まだ11時なのだ。
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荒川・赤石との分岐。左へ行く。ここからは稜線歩き!と喜んだものの… |
三伏山手前から小河内岳方向。
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三伏山から塩見岳を眺望す。
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時折現れる泥沼(笑)
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本谷山へ登り返す。
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これが、思いのほかキツかった。
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本谷山の山頂。ここでランチとした。
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とりあえず三等三角点(点名:黒川)にお決まりのタッチをしようとしたが、足が短く出来ないので、手でタッチ。 |
湯を沸かし… |
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カップヌードル(ミニ)のランチ。これ以上、入りそうもない!!
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コーヒーを淹れてみた。今日はモカブレンドだ(笑)
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塩見がだんだんと大きくなってきた。
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稜線には、アクセントとして倒木も現れる(爆)
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ちょっと広い尾根から権右衛門山をトラバースするが、その道標が分かりづらい。 |
塩見新道との分岐。現在、塩見新道は不通とのことだ。
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塩見小屋への直登の手前から仙丈、間ノ岳、農鳥、そして仙塩尾根が綺麗に見える。残念ながら甲斐駒は雲の中だ。
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さて、この急登を登れば小屋だ!
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登り切った!!
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左へ回り込んで到着。手前の小屋はトイレ。
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塩見小屋から塩見岳を眺める。
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本谷山からご一緒頂いた東京のSANCHANさんとカンパーイ♪ 川崎からのTAMACKEYさんはビールでは無かった。 |
小屋から眺める仙塩尾根。(通称:バカ尾根。由来は、バカバカしいほど長〜い尾根ということらしい) |
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小屋の売店。この奥が食堂。
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こちらは宿泊棟。定員は30名とのこと。本日は20名ほどが宿泊。
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明日 登る塩見岳(2年ぶりの3000m峰だ)
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今度は、背負ってきたバーボンでカンパーイ♪
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小屋食(晩御飯)。5時10分の2回目だった。
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4時30分からの朝食。こっちは1回で済んだ。
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さぁ、トイレを済ませ頂上へ向かう。
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5時15分スタート。小屋から1時間だ。
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塩見の岩魂にアタックする。
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単独の縦走者に追いつく。
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下から見上げ思ったほど簡単に登れた。
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まず西峰(3047m)に登頂。
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二等三角点(点名:塩見山)にお決まりのタッチ♪
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つづいて東峰へ。すでに山頂に立っている人が居る。
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東峰(3052m)。こちらの方が高いが、三角点が無いため西峰が塩見岳とされている。 |

東峰山頂での証拠写真(先客の方と撮りあう)
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東峰からの眺め。遠くに恵那山も見える。中央の稜線は昨日歩いた三伏峠への稜線。目の前は烏帽子岳。荒川三山は入って無い。
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北側には仙丈ヶ岳、甲斐駒、三峰岳、北岳、間ノ岳、西農鳥岳、農鳥岳。稜線は仙塩尾根。
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そして世界遺産。
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こちらは蝙蝠岳と、その稜線。
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さて、今日も長丁場なので、下山する。まずは西峰へ。
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みなさん登ってくる。落石しないよう細心の注意を図る。
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小屋に寄ってサブザックを仕舞い、一気に下りたつもりだが、そうは問屋が卸さない。 |
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本谷山で一服。コーヒーなんぞ淹れるほどマッタリ気分。ここからは登り返しが無いからである。 |
ついでに、こんなものも…効果は不明!
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三伏山でお会いしたオバチャンズ。塩見小屋泊で塩見から蝙蝠まで行って来るそうだ。 |
三伏峠小屋が見えている。
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分岐に到着。右に折れて小屋へ。
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お〜ぉ、三連休初日だ。お昼でテン場は8〜9割埋まっている。
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小屋も昨日とは打って変わって大賑わい。
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思わずビール(600円)を買ってしまった。美味い!!
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本谷山からご一緒頂いた甲府のfredy727さんと、お疲れさん記念写真。今から三伏峠まで行くと言われるオバチャンズに撮ってもらった。fredyさんとは塩見小屋で同泊した。
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長い林道も二人なら気にならない。午後2時46分到着。
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スゲー光景。駐車場からはみ出した車が延々600m以上は路駐になっていた。 |