熊野古道(伊勢路)八鬼山越え
爬虫類多し!(;´д`)トホホのトレッキング
八鬼山越えは、西国第一の難所といわれ、かつては山賊や狼が出没して巡礼者を苦しめました。八鬼山越えでは、いたるところで石仏に出会います。史跡も多く、絶景も望めますが、登り・下りともに厳しい道です。体力に自信のある方は、昔の巡礼者の気分を味わってみてください。※世界遺産である江戸道をお通り下さい。明治道は歩かないで下さい。 (熊野古道センターHPより)
このルート、うっそうとした場所を黙々と登る。雨上がりの翌日は苔むした石は滑りやすい。それに爬虫類が多すぎ。ヤマカガシ、シマヘビ各1匹、カナヘビ、ホンシュウトカゲ数匹! (;´д`)トホホ状態のトレッキングだった。
山行き日 |
2018年6月1日(金) はれ |
山名 |
熊野古道(伊勢路)八鬼山越え |
登り口/場所 |
尾鷲市向井(登り口) |
標高 |
647m |
標高差 |
629m(累積標高:984m) |
距離 |
12.0km |
時間 |
6時間34分(山行時間:5時間15分) |
あてにならないお疲れ度 |
★★☆☆☆ |
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【ルートタイム】熊野古道センター10:30~10:53登り口~11:08巡礼供養碑~11:26町石~11:51七曲り(下)~12:07七曲り(上)~12:37久木峠12:43~12:50荒神堂12:54~13:01八鬼山13:42~13:49芝生の広場13:52~14:45十五郎茶屋跡~15:34三木里側登り口~15:51海抜1m~15:56雁木付きの家15:57~16:05三木里駅16:36~16:47大曽根裏駅16:49~17:04熊野古道センター |
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10時過ぎ尾鷲市の「熊野古道センター」に到着。平日ですので駐車場はガラガラww |
では、登り口へ向かいます。
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尾鷲のランドマーク三田火力発電所の煙突。何か解体されると聞きましたが… |
向井の街中を進みます。
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道標…あります。
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あそこを左折して登り口を目指します。
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左の石は「尾鷲節歌碑」だそうです。
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八鬼山まで4.34km、所要時間は2時間20分。
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登り口前にあるトイレ。この先、荒神堂までトイレはありませんでした。ここに駐車場もあります。 |
登り口。
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それでは「八鬼山越え」に向かいます!
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最初はこんな感じです(^^♪
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結構、規模が大きいソーラー発電施設。その奥に野球場が見えます。高校野球の地区予選ができそうな球場です! |
これから樹林帯へ入って行きます。
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昨夜来の雨で石の上は滑りやすいです。
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行き倒れ巡礼供養碑に到着。
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説明によれば「1基目は茨城県、2基目は長崎県壱岐、3基目は広島県からの行き倒れ巡礼者を、地元民が手厚く弔い建てたものです。」とのこと。この碑は1基目です。 |
進みます。
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石畳が出てきました。
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沢には木製の橋が掛けられていました。
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濡れていなければ歩きやすいと思うが…草鞋なら滑らない!
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この辺の道が一番幅広らしい。
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ゆっくり登って行きます。
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道標に従います。
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久し振りに見た「沢蟹」。
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町石に到着。
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ふむふむ。
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これ、お地蔵さんですね。
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樹齢300年超のヒノキ、圧巻である。
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沢に架かる木橋を渡って行きます。
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林道を横断し、古道は進んで行きます。
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今までは沢づたいに登って来ましたが…
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ここから中腹の九十九折へと向かいます。
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石畳はまだまだ続きます。 |
ここから「七曲り」と言うらしい。説明によれば「八鬼山越えの中でも最も勾配がきつい難所で、延々と石畳の急坂が続きます。」とのこと。 |
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七曲りの途中、明るい場所がありました。
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樹間から尾鷲の町が見えます。この間、眺望はここだけでした。 |
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「七曲り」は、ここで終りのようです。
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この先、平坦の登山道になると言っていましたが…
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平坦になると、「ホッ」としますね(^^♪
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桜茶屋一里塚跡。疲れているせいか?!テブレを起こしましたww
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陽が射していますが、石畳はまだ濡れています。
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渡渉、一ヶ所w
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奇岩と思ったら「烏帽子石」とのこと。
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こっちは「蓮華石」。そう言われれば、そうにも見えますww
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久木峠(520m)に到着。しばし休憩!
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道標。「右、みきさとみち」「左、くきみち」と刻んであります。 |
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「みきさとみち」へ入って行きます。
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荒神堂に到着。説明によれば「西国三十三所第一番札所の前札所として、多くの人が参りました。近くには、山賊を退治した山伏・万宝院の墓があります。」とのこと。 |
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社へお参り。
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トイレもありました。中は確認していません。
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山頂へ向かいます。あと310mだそうです。
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やっと半分のようですww
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ちょと平坦なんですが、これで良いのかなぁ?
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「江戸道」と「明治道」の分岐。
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もう午後1時になってしまったので、山頂直下の東屋で「山めしランチ」とします。 |
まずは、お約束の「かんぱ〜い」(^^♪
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そして、アテは紀文の「野菜てんぷら」。これを炙ります♪
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生姜醤油で食べました(^^)v 美味〜い(^^♪
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今度は「ウインナー」を焼きます。味付けはクレージーソルトww
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チタンフライパンなので熱伝導が速いから、絶えず振って焦がさないようします。 |
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もうちょっとかなぁ?
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この間、おにぎりを頬張ります(^^♪
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さぁ、マッタリしたので三木里へ下ります。世界遺産は「江戸道」の方です。「明治道」は通行禁止。 |
やっぱ、山頂へ行ってみます。
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647m八鬼山の頂上です。眺望はありません。
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三木里へ下ります!
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桜の森広場ですか?もう葉桜だからパス!
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すぐ先に広場が…ちょっと寄ってみます。 |

熊野灘と九鬼の町。筏は「はまち養殖場」らしい。
左のピークは頂山(いただきやま、397m)でしょうか?
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熊野灘と早田町方向。右のピークは谷ノ山(たにのやま、455m)でしょうか?
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説明によれば「三木峠茶屋跡の眺めの良い東屋や、さくらの森にある東屋からは、天気が良ければ志摩半島から那智山まで望めます。」とのこと。 |
絶景を楽しんだあと、落ち葉の小径を下りて行きます。 |
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十五郎茶屋跡へ下ります。
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落ち葉で滑りやすいです。
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十五郎茶屋跡にあった東屋。スルーします。
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この茶屋がいつ開業して、いつ店をたたんだのかは不明である…と記載されている。 |
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急坂を下りて行きます。
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苔むした石の上は滑るので細心の注意が必要です。
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こっちも激下りでした(;´д`)トホホ
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あれ?! 地元の方々が消したハズでは無かったのでしょうか?
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ヒノキの美林の中を下りて行きます!
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ギャー@@;; シ・シマヘビ
ついに出会っちゃった(;´д`)トホホ だから、この季節の里山は嫌いなんだけど(;´・ω・) |
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こんな感じの場所を下りて来ました。
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ここは、西国一の難所と恐れられた「八鬼山峠道」の三木里側登山口である。
熊野詣でや西国三十三ヶ所第一番札所「那智青岸渡寺」へは、三木里海岸へ出て船を利用する海路と三木峠、羽後峠を越える陸路の二つのルートがあった。
逆に熊野詣を終え、伊勢参宮を目指すには、オオカミや追い剥ぎが出没する難所への入口でもあった。
と書いてあります |
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世界遺産は、ここで終りです!
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三木里側の登り口へ来ました。橋を渡り名柄一里塚へ。
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当初は、そのつもりでしたが、電車の時刻と三木里駅までの所要時間が分かりません。名柄一里塚はパスします。 |
いま下りてきた山を振り返ります♪
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JR紀勢本線を潜ります(^^♪
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沓川橋から一枚。海抜1mでしょうね。三木里駅を目指します!
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午後4時7分、無人の「三木里駅」に到着。ここまでの時間が分からなかったので、三木里の「雁木のある家並み」などはスルーしました。
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午後4時36分の電車に間に合いました!!
駅前の自販機でコーラを買って喉を潤します(^^♪ |
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ワンマンの列車って、高山線の坂祝駅で乗車した以来ですww
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列車が入線してきました。自動ドアを自分で開けて乗り込みました。
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降車駅の「大曾根浦駅」に到着。料金の支払いや降車方法が分かりません。乗車客にやり方を教えて貰ましたww |
亀山行 列車を見送りますww 電車かと思ったらディーゼル車でした。さて、熊野古道センターへ戻ります。 |
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尾鷲湾をマッタリ眺めながらのウォーキングですww
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駅から15分弱でした(^^)
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到着。ザックを仕舞って、すぐ上にある夢古道の湯へ。
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ひと風呂浴びますww
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湯上りの一杯(^^♪
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今日のお宿。民宿「山口」さん。
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夕食風景。このほかエビフライ・フグフライ、そしてカマスの塩焼きが付いていました。
これで一人7000円ですって(^^♪
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