体調が芳しくない。甲斐駒の頂に最悪11時に到着し、即 下山を開始しないと3時50分の最終の林道バスに間に合わない。そのため余裕をもって逆算し午前5時30分に山荘を出発することにした。
北沢峠から双児山への急登ルートを選んだのもそのためだが、歩き始めて直ぐに身体が重たく感じる。背負っているザックには重いものは入ってない。尾根に乗った時点で、同行のそのちゃん一人先行してもらい、小生は重い足をゆっくり出し、そのうえ休憩をかなり挟んで登ったが、8合目の分岐で力尽きた。
分岐で2時間、そのちゃんを待ったが逢えず仕舞い。スマホが圏外になっているので、連絡が取れない。この時ほど心配したことは未だかつてない。山荘に帰っていたそのちゃんの姿を見たときには、涙が出るほど安堵した。このとき3時10分。
今回ほど無線機の必要性を感じたことは無い。帰宅して即「ポチッ」た。