愛知の低い山を適当に散策。低山でも気分はyo-ho ―――!


聖岳(3013m)

1541m地点で敢え無く敗退(><;;

南アルプス南部の標高3013mの聖岳へ一泊二日の行程で目指した。今回の登山口は長野県飯田市(旧南信濃村)の便ヶ島。ここへは下栗の里から入るが現在、途中の「芝沢」にゲートが設けられ、それより奥の易老渡、便ヶ島へは、ゲート前の駐車場に停めるか、それとも遠山郷からの乗合タクシーを利用するかになる。
ゲート前の駐車場に停め、易老渡登山口までの5km、そこから便ヶ島までの2.6kmの林道歩き。慣れているとは言え、前泊の車中泊でなかなか寝付かれず睡眠不足の状態で臨んだ。これが尾を引いて、身体が重く足の動きが鈍い。加えてテン泊予定なので60Lのザックの中にはテント装備一式が入っておりズッシリと重い。
こんな状態で取り付いたわけだが、あっけなく標高1541m地点で敗退と言う結末になってしまった。次には体調を整えリベンジする予定である。

山行き日 2017年7月21日(金)  はれ
山名 聖岳(ひじりだけ)
登り口/場所 芝沢ゲート前駐車場(便ヶ島登山口)
標高 敗退地点1541m(聖岳3013m)
標高差 819m(累積標高:3072m)
距離 23.2km
時間 9時間45分(山行:8時間8分)
あてにならないお疲れ度 ★★★★★+★

【ルートタイム】芝沢ゲート前駐車場06:12〜07:12易老渡07:17〜07:51便ヶ島08:04〜08:57西沢渡09:02〜11:15 1541m地点 11:37〜12:41西沢渡13:10〜13:45便ヶ島13:55〜14:26易老渡14:44〜15:57芝沢ゲート前駐車場
遠山郷の道の駅で車中泊。全く寝られずに午前5時、芝沢ゲート前駐車場に到着。

準備に手間どり6時過ぎにゲートを通ります。

 

易老渡登山口に到着。ゲートからご一緒させていただいた知立市のIさんに撮ってもらいました)

Iさんとはここでお別れです。彼は光岳へ向かわれます。

 

登山口から10mほど離れた場所には自転車が一杯!長い林道には自転車が重宝されますね。でも登りは同じかぁ!?

さらに10mほど先には駐車場があります。現在、一般車両は芝沢ゲートまでです(;´д`)トホホ

駐車場横にある「あまやどり小屋」。

 

遠山川を見ながら便ヶ島を目指します。

 

便ヶ島の登山口に到着。

 

森林公園のキャンプ場。現在は閉鎖中。

 

そして聖光小屋。こっちも閉鎖中。以前は、ここまで車で入れました。

睡眠不足のうえ、朝 口が不味くて何も食べていません。でも、これなら食べられそう(^^♪
梅干しを食べながら休んでいると、一人の男性がいらっしゃった。周辺をウロウロされているので、声をかけてみました。なんでも光岳へ登る予定で、ここまで来てしまったようです。慌てて易老渡登山口へ戻られました。 男性を見送って、こっちは登山道に取り掛かります。

森林鉄道のトンネルを潜ります。

 

軌道敷跡が登山道となっています。

 

崩れている場所もあります。

 

感じのイイ木製橋。滝の沢橋ですって。

 

橋の上から眺められた滝。名称は不明。

 

時折、樹間から陽が差し込みます。

 

この橋は、かつら沢橋だそうです。

 

橋の上から眺められるここが「かつら沢」でしょうか?

 


開けた場所から聖方向を眺めます。あの一番奥まで行くのですよね(^^;;

 

歩き出して2時間45分も掛かって西沢渡に到着しました。

 

ゲートが標高722mぐらいだから、376m登って来たことになります。

 

有名な荷物用架線。

横には渡しが架けてあります。当然、ここを渡ります。が、しばらく休憩。ここで下山して来た3人のパーティーの方から「この先、急登がず〜っと続きますよ。頑張ってね!」励まされる。

さて、ここから本格的に登り始めです(^^;;

 

旧営林署の作業小屋を回り込んで登ります。

 

身体が重い!足が動かない!肩にはザックのベルトが食い込む(><;;

アミノ酸を注入します。が、速攻で元気にはなりません(; ;)

この辺りは、まだ緩斜面ですが、ほとんどが急斜面の痩せ尾根でした。
この辺は九十九折に登って行きます。もう足は登りたくない!と言っています(><;;

疲れ等でバランスを崩しやすいので注意が必要ですね。

 

もう動けなくなって来ました。まだ遠山川が見える位置です( ; ; )

 

暫く休んでも体力は回復しません。(;´д`)トホホ

いま標高1541mぐらい。西沢渡から500mほど登ったことになる。距離にしておよそ2km、約2時間も費やしてこの程度だから、薊畑分岐には6時間が必要でしょう。これは登れたとしての時間。分岐から聖平小屋まで1時間とみて、到着は午後7時ごろ。

このまま登って途中で闇テンするか?それとも諦めるか?二つに一つである。4年前の南駒の北沢尾根を思い出す(^^;; あの時も睡眠不足だった。

暫く考えたが、無理をして登って事故を起こしても洒落では済まない。「撤退」を決意し60Lザックを背負って下山開始します。

諦めて、尾根をトボトボ下ります。樹間から光岳方面が見えます。ガスがかかってきました。

 

遠山川が段々大きくなって来ました。

 

ここは緩やかですが、この先は急斜面でバランスを保ちながら下ります。滑落防止のネットが張ってあります。

気が休める場所まで下りました。

 

一息入れると、足元にこんな花が咲いていました。

 

西沢渡まで戻りました。

 

お昼を食べていなかったので、ここで「おにぎり」を頬張ります。流し込む感じです。

もう、本当に情けない…(;´д`)トホホ

 

聖方面もガスがかかってきましたね。

 

トボトボと歩いて便ヶ島登山口まで戻りました。暫く休憩!

 

ここから遠山川に沿って林道を進みます。

 

易老渡の駐車場。目の前の小屋で大休憩!

休んでいても埒が明きませんので、重い腰を上げました。

易老渡登山口。自転車が羨ましい(^^;;

 

林道をトボトボと歩いていると、モンシロチョウが飛び交っていました。一時の清涼剤でした。

この情けない姿を地鶏しておきます(><;;

 

やっとゲート。登りより時間がかかりました。トホホ

お〜ぉ!やっと帰って来た!!知らずに1時間以上寝ていました。

 

おまけ

下山後、慌てて遠山郷「かぐらの湯」へ。

 

ひとっぷろ浴びながら、明日の予定を企てていました。恵那山か安平路山に登ってやろう!そう決めました(^^♪
車中泊は寝られないので、飯田のルートインを予約し、遠山郷を後にしました。(写真は公式HPから拝借) 6950円(朝食付き)。適当なものを食べ、ビールとバーボンを呑んで眠りに。朝4時半ごろ一旦、目を覚ましたが二度寝をしてしまい、起きたのは朝の8時半過ぎ。あちゃー、今日の登山は無理です(><;;

翌日(7月22日) 岐阜県中津川市加子母の中腹林道へ

阿寺山系唐塩山&高時山の登山口となる「木曽越峠」を探しに、旧加子母村の中腹林道へやってきました。この林道は迷路で、どこをどう走ればいいか分かりません。 ちょうどお昼時になりましたので、付知の道の駅で買い込んだ茄子を「シギ焼き」にして食べますww

茄子は、ちゃんと道の駅で洗ってきていますよww

 

オリーブオイルで焼きます。

 

適当に焼きますww

 

焼いている間、ノンアルコールでカンパーイ(^^♪

 

いい具合に焼けました!

 

チューブ入りの生姜と醤油でいただきまーす(^^♪

 

もう分からないので下ります。

 

下りてきたら、こんな看板がありましたww そうか、ここから入ればOKなのですね(^^)v
加子母の町まで下りました。 国道に入って、中津川経由で岡崎へ戻ります。
   
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