愛知の低い山を適当に散策。低山でも気分はyo-ho ―――!


5ヵ月振りの長距離はキツかった!…恵那山(2191m)

神坂峠〜広河原ルート〜恵那山〜神坂峠ルート〜神坂峠 周回

天候不順や日程的な問題等があって、近場の山すら出られない状態でした。が、いつまでも天気図と睨めっこや日程調整をしていても埒があかないので、思い切って出かけてみた。目指したのは近場の百名山・恵那山。それにしても1ヵ月半のブランクは、とてもキツイものだった。しかも長距離となると5ヵ月もしていない。

 

駐車場の神坂峠は霧に包まれている。午前4時前、ヘッデンを灯して出発。 出始めは、いつもの如く快調だが、長〜い林道歩きでしかも舗装ときたら、結構、足に負担を強いられ、これが後々響いて来た。


山行き日 2014年9月3日(水) 晴れのちガスガス
山名 恵那山(えなさん)
登り口/場所 神坂峠駐車場
標高 2191m
標高差 939m 累積標高:1975m
距離 18.6km
時間 10時間48分(休憩・ランチタイム含む)
あてにならないお疲れ度 ★★★★★

【ルートタイム】3:57神坂峠〜5:27広河原登山口〜7:15 1716mP〜9:16恵那山三角点9:32〜9:42避難小屋〜10:16前宮ルート分岐10:21〜12:22大判山12:57〜13:43鳥越峠〜14:18千両山〜14:45神坂峠

 

午前3時57分、神坂峠から広河原登山口へ向け出発。周囲はガスがかかり、ヘッデンの灯りも乱反射する。 大谷林道を暫く歩くとピークに。ここから標高差310mほど下りる。

千両山の登山口。富士見台パノラマルートとある。

 

レクリエーションの森ですかぁ。知らなかった。

 

ヘブンスそのはら分岐。大谷林道は右のゲートを通過する。

 

闇夜の中、浮かび上がった看板。ビックリ!

 

大型の集材機が据えてある。どうも治山工事を行っているようだ。

 

登山者がここを通るのだろうか?だが、ありがたい看板だ。

 

5時を回ったら明るくなった。

 

治山工事現場事務所。4ヶ所ぐらいで治山工事を行っているようだ。

 

名称不明の滝。今年は水量が多い。

 

広河原の尾根が見えて来た。

 

予定してた5時半に広河原の登山口に到着。

 

回り込んで河原へ下りる。ここに登山届ポスト。神坂峠は無い。

 

本谷川にかかる丸太橋。位置が高くなった感じがする。

 

振り返ってみて、「やっぱり高い」。それ設置位置が変わったようだ。

今から登り。ちょっとエネルギーを補給する。

 

2合目の標識。通過。

 

もうじき岳樺も色づくのでしょうね。

 

朝陽が差し込みます。

 

4合目通過。

 

1700mあたりで登山道は一旦緩やかに…。

 

1716mピークあたりから眺望が得られる。大川入山方向。

 

5合目通過。

 


東側が開けたところから南アルプス南部が一望。

 

笹を漕ぎながら登ります。

 

これから泥沼化した登山道が登場する。

 


南アルプス北部。甲斐駒、仙丈、北、間ノ、農鳥、塩見と勢ぞろい。

 

漕ぎます。露でビチャビチャ。

 

縁をどうにか通過。

 

6合目通過。

 

来月には紅葉が綺麗でしょうね。

 

南ア北部から南部。

 


中央アルプス方面だが、雲で分からない。

 

登ります。

 

7合目通過。

 


7合目を越えると御嶽から乗鞍、穂高連峰が望めるが、今日はご覧の通り。

 

8合目通過。

 

主稜線の山頂尾根に乗った。左へ藪こぎすると黒井沢ルートに合流する。山頂は右に折れ進む。

ガレ場も時々登場する。

 

ここを曲がると展望台と三角点のある広場だ。

 

阿智セブンマウンテンの銘板。7座制覇者には称号が贈られるようだ。
7座の 山頂付近に「阿智7サミット」の看板を設置。登山者は、看板と一緒に自分が写るよう記念撮影し、7地点全てで写真を撮って、同委員会に加わるスキー場「ヘブンスそのはら」か「村東山道・園原ビジターセンターはゝき木館」に提出する。その場で阿智セブンサミッターに認定され、オリジナルバッジをもらえる…というもの。
詳細はこちらから>>

こちらは、昔ながらの銘板。

 

一等三角点(点名:恵那山)

 

群馬からのおじさま。「この山は寂しいねぇ〜。もう下りるよ」と言いながら広河原へ下山された。

奥の宮にお参りして最高点を目指す。

 

山頂尾根は平坦だ。

 

最高点近くにはバイオトイレと避難小屋がある。避難小屋の裏に大岩が見えるが、これが恵那山の展望台(勝手に決めている)

 

展望岩。今日はガスガスなのでスルー。

 

神坂峠へ向かう。

 

最高点2191m付近にある四の宮。この辺が最高点と言われている。裏側から富士見台〜中央アルプスが見えるが今日はご覧の通り。

 

四の宮の裏から、今朝歩いてきた大谷林道を眺める。

 

三の宮。お参り完了。

 

泥沼の登山道(たくさんありました)

 

前宮ルート分岐。

 

分岐から直ぐに急こう配が続く。しかもガレている。

 

天狗ナギの頭だろうか?

 

また登場した(笑)

 


ここが天狗ナギだろう。崩壊は登山道まで近づいている。(この現況を確認のため東濃森林管理署の職員が登ってこられた)

 

ナギの横を通過する。

 

ガスっていなければ、はっきり見えるだろう!

 

ヒーヒーゼーゼーしながら大判山に到着。予定して時刻より30分遅い。

 

まずはお決まりの三等三角点(点名:大谷)にタッチ!

 

そして、お約束の「恵那山」にカンパーイ♪ 恵那さんは恥ずかしがっている。

本日の山めしランチ。すごく質素(爆) 

 


大判山からは、ウバナギが迫ってくる。さぁ、今度は鳥越峠へ向け出発。

 

鳥越峠に到着。

 

さて、ここから千両山まで145mの登り返し。疲労困憊の足には堪える。

あれが千両山かなぁ?!偽ピークに騙されてきた。

 

本物の千両山だ。疲れた!ガスがなければ360度見晴らしが効くのに…残念。さぁ、最後の頑張りだ!

神坂峠が見えた!ホッとする

 

下りた!久しぶりだから、メチャ疲れた(^^;

 

神坂峠登山口。もうこのルート充分です(笑)

 

駐車場には自車1台のみ。予想していた通りだった。

 

 
ページトップへ戻る