当初、八ヶ岳のどこかに登ろうと考えていたが、時間的余裕が無くなったため、4〜5時間で登って来れる山…しかも八ヶ岳山系ということで「蓼科山」を選択した。
初心者でも登れる百名山とガイドブック等に記載されているためか、山ガール・山ボーイから高齢者登山隊、そして赤ちゃんまで幅広い年齢層で大賑わい。
そんな中で、蓼科神社奥社の例大祭に氏子さんに混ざって参加、貴重な体験をさせていただいた。
ビーナスラインを通って夢の平林道、蓼科山七合目駐車場に8時30分ごろ到着。あと10分遅かったら駐車場には入れられなかった。
さすが百名山。やたらと山ガール・山ボーイそれに高齢者登山隊が多い。
一の鳥居を潜り登山道へと入る。歩き始めはこんな感じ。
「馬返し」を越えたあたりから登山道はガレ場へと様相が変わる。
段々と急峻な道へと変化して来た。
大勢の登山者が休憩を取っていた。そこからの眺め。北北西方向。
登山道はますますガレ場となってきた。
鳥居から50分かかり「天狗の露地」に到着。
天狗の露地からの眺め。女神湖が眼下に。遠くには北アルプス北部の鹿島槍〜五竜〜唐松〜白馬三山が見て取れる。
急峻なガレ場を登り将軍平を目指す。
ちょっと休憩。本日の行動食ですww
1時間半弱を要して「将軍平」に到着したことになる。
蓼科山荘前は大賑わい。
売店で山バッチをGET(^^♪
では、あまり休憩を取らずに前方の「蓼科山」を目指すことにした。
火山特有のガレ場。歩きにくい。
鎖場も登場した。
樹林帯を抜ける山頂ヒュッテが見える。それに眺望も抜群である。ここまでガレ場、岩場が続き結構、気を遣って登ってきた。
山頂ヒュッテに到着。このヒュッテもスルーして天辺を目指す。
小高いところが山頂だ。大勢いるわww
2530mの山頂。日本百名山のひとつ。
一等三角点(点名:蓼科山)に、いつものようにご挨拶。
本日は蓼科神社奥社の例大祭。毎年7月20日に執り行われている。
なぜか、氏子さんに混じって参拝。お神酒と煮干しを頂いた。
正式には「蓼科神社奥社祭典」である。蓼科山に在位する高皇産霊神(たかみむすびのかみ)・倉稲魂神(うかのみたまのかみ)・木花咲耶姫(このはなくさやひめ)の恵み多いことを願い蓼科山山頂において祭典を行う…との趣旨だ。
山頂の方位盤。
昼時となってきた。
岩場の中で安定した場所を選んでランチタイム(居酒屋タイム)。
セブンイレブンで調達した3枚切りのハム。これなら網から落ちない。
前回の白草山で食べた飛騨B級グルメ「鶏ちゃん」を蓼科山でも食すww
山頂から、八ヶ岳南部を眺望。
北方向。眼下の市街地は穂高町だろうか?
眼下は女神湖であろうか?遠くに見えるのは北アルプス北部なのであろう。
山頂に1時間以上滞在。下山開始す。まずは将軍平へ。
急峻なガレ場をゆっくりと下りる。
ごった返ししていた将軍平の蓼科山荘だが、団体さんが居なくなったら、静寂を取り戻した。
またしても、一歩一歩確実に下りる。
馬返しまで来れば、もう安全。
急に歩く速度が増したww